EVENT | 敬老の日の贈り物

今年の敬老の日、どんな一日を過ごしますか?

2023年9月18日、敬老の日。
敬老雑貨店「KOUKOUHONPO」はOPENしました。
お年寄りに「心ときめくもの」「愛を伝えるもの」「記憶に残るもの」を届けたい──そんな願いから生まれたお店です。

おかげさまで、KOUKOUHONPOはこのたび2周年を迎えることとなります。
この歩みは、決して私たちだけの力ではなく、数えきれないほどのご縁や出会いに支えられてきたものです。
ここまで共に歩んでくださった皆様に、心より深く感謝申し上げます。

そしてこの節目の年に、また新たなご縁として「Story Petals」のYU-KAさんと出会い、敬老の日のスペシャルイベントを開催できる運びとなりました。

テーマは 「心の距離を繋げよう」です。

このイベントは、ジャーナリングの時間から始まります。「おじいちゃん・おばあちゃんと自分」について、静かに、じっくりと心をほどきながら想いを自由に綴る時間です。そして、自由に出した想いを見返しながら、ポストカードをデザインし、メッセージを添えていく──お手紙を書く時間へと続きます。

ここで、読者の皆様にはその手紙、が届く日を想像していただきたいです。
封筒を開けたおじいちゃんやおばあちゃんが、驚き、笑い、目を細めて胸にしまう
そんな光景が目に浮かびませんか?
このイベントは、そんな“ときめき”を届けることを目標としています。
敬老の日というきっかけを通して、「心から嬉しい」「ときめいた」と思ってもらえる時間を届けましょう。


2年間のこれまでの歩みの中で感じてきたのは、年を重ねた方にとって一番の贈り物は、“あなたのことを大切に思っているよ”という気持ちだということでした。その背景には、当店の「ありがとう定期便」をご利用くださった方々の体験談があります。
手紙という小さな贈り物が、どれほど大きな喜びを生むのか──その確信が、このイベントを形づくる力になりました。
(なので、もし当日ご一緒できない方も、「ありがとう定期便」を通じて、大切な誰かに想いを届けていただけたら思っています。)

もう一つ感じていることがあります。それは、多くの人が、自分の祖父母や家族にはいつまでも元気でいてほしいと願っているということです。
ですが現実は、感謝や大切にしている気持ちはたくさんあるはずなのに、大人になると自分の生活に追われ、身近な人ほど粗末に向き合ってしまう──
そんな状況が主流ではないでしょうか。
普段は照れくさくて言えない言葉も、手紙を通せば伝えやすい。
そして大切な思いこそ、手紙を通して伝えたい。
ラブレターは恋人だけに贈るものではありません。
大切なすべての人に贈ることができる“愛の手紙”です。
愛はすべての人に存在し、すべての人が与え、受け取ることができます。
だからこそ、不器用でも構わない、自分のありのままを思いに乗せて“届ける”時間を、参加者の皆さんと作り上げたいのです。
言葉だけで伝わらなくても、手紙を届けるまでの過程に、その人を思う丁寧な時間と気持ちがこもるからこそ、特別な贈り物になる。

今回のイベントを通して、一人ひとりが自分の心の声と向き合い、大切な人へ想いを届ける輪が広がっていきますように。
そして敬老の日が、単なる記念日ではなく、「敬いと喜び、未来へのあたたかな光を見いだす日」となることを願っています。

【イベントの詳細】

開催日時 2025年9月7日(日)14:30~17:30

場所   Kumato / 東京都新宿区大久保2-17-49

参加費  2,000円

備考   作成物に必要な材料とドリンクはこちらで準備しております。

ご予約はこちらから承っております。

【Story Petals プロフィール】

自分の心の声と向き合い、自由な表現を楽しみ、個々が持つストーリーを通して繋がることを軸に、共感と違いを大切にしたオープンなコミュニティとして活動しています。ワークショップでは、ジャーナリング・アート・ストーリーテリングを活用しその価値を体現しながら、自分の見る世界や新しい世界とより深く繋がる事のできる、温かな時間/空間を参加者の皆さんと創っています。

2周年という節目に、素晴らしいご縁を紡いでくださった「Story Petals」のYU-KAさんに、深く御礼申し上げます。

KOUKOUHONPOは、これからも一歩ずつ、ゆっくりではありますが挑戦を重ねていきたいと思っています。

やりたいことはまだまだたくさんあり、実現まで時間がかかることもあるかもしれません。
それでも「お年寄りに心ときめく時間を届けたい。そして、歳をとることの豊かさを可視化したい。」
という想いを原点に、歩みを止めずに進んでいきます。

どうかこれからも、温かく見守り、応援していただけたら大変幸いです。
よろしくお願いいたします。